施工事例:産業パワコン交換事例

こんにちは。

平石です。

冬が近づいてきましたね。

足元が寒くなってきました。

空が青くて高いです。

寒暖差による体調不良が来ていて、

これが困ります。

 

今回は、産業用のパワコンが故障したという

ご連絡をいただき、点検に行ってきました。

新電元製 三相3線式 10.0kWPCS。

トランス内蔵型で、接続端子7回路。

非常に設計しやすく、日本製。

大人気だったと思います。

過去形なのは、パワコンの製造販売の事業から

撤退されたからです。

 

今回は内部のファンの故障で、

ダメもとで問い合わせから始めましたが

部品在庫無しということで「修理不可」と

いう返事でした。

 

と言うことで、次にどうするか、です。

産業用ということで、未だ10年ほど

「全量売電期間」が残っています。

他社製品に交換ということになりました。

関電エリアはトランス内蔵型で行きたいので、

田淵電機(現ダイヤモンドゼブラ)製か

安川電機かの二択です。

安川は納品まで半年以上かかるとのことで

田淵電機製となりました。

新電元のパワコンを外すところは

若干手伝っていたので写真がないです。

50kg以上ありますからねえ。

上は、新しいパワコンをつけるための

準備です。

ほぼ正方形の新電元に対し、

田淵電機は横長です。

アングルを足して設置することにしました。

 

これも、元々の工事がきちんとしているからです。

 

準備ができたら、つけます。

ひっかけるための金具がちゃんとあるので

アングルに入れたボルトにひっかけて

設置します。

ただ、55kgぐらいあるので、現場の状況もあり、

言うは易く行うは難し。

平石、こけたボルトを起こしてました。

 

あとはつなぐだけです。

これは線の長さがあるかどうかです。

なかったら足すしかないですね。

引き直しは大変な作業量になります。

費用がかかりますので。

 

左寄りのカバーに穴を開けて、

ここから配線します。

今回は電線の長さは足りました。

電線って、結構扱いにくいです。

直流配線して、終電箱に出ていく側も

配線します。

右側端子につないでいきます。

電線がすでに端子上げしてあるので

早いです。

整線します。

ここ、仕事が丁寧かどうかわかるところです。

整定値を合わせていきます。

オーナーさんが過去のデータお持ちでした。

助かります。

 

そして電圧を確認します。

終了です。

今回は、実は5台中の1台だったのですが

監視装置が無いとのことで

単機の交換で済みました。

 

こういったケースも増えてくるのかと思うと

どうしようかと思います。

弊社株式会社大西デンキシステムでは

出来る限りのご提案はしていきますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

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