施工事例:草津市 パワコン交換 マルチパワコン

こんにちは。

営業の平石です。

皆様花粉症のお加減はいかがでしょう。

若い頃はブタクサだったはずの平石はいつしか

2月から苦しんでいます。

いまもくしゃみが出ています。

皆さんと一緒に頑張りますね。

 

今回も前回と同じくパワコン交換工事の話です。

続いていて申し訳ございません。

それだけ世の中のパワコンが順番に寿命を迎えていると

いうことであり、

太陽光発電システムが家庭の屋根に付き始めて長いという事ですね。

 

今回は平石は初めてあたったケースです。

パナソニック製の屋内用パワコンです。

ただ、集中型ではなくマルチストリング型です。

 

こちらは屋外の接続箱です。

右側下部から3回路分の直流ケーブル(延長ケーブルとか

PVケーブルとか言います)が入り、

黄色い線になって上から4つのブレーカーの内、

3つに接続されています。

よくある接続箱なら、ブレーカーの上部から出た線は

横にあるメインブレーカーに集中して1回路として

屋内パワコンに配線されます。

 

通常基本的なパワコンは各回路同一の電圧の入力しか

受け付けません。

パネルで言えば6枚づつ、8枚づつ同じ数しか入力できないのです。

でも、各家庭の屋根の形や大きさはそう都合よくは

出来ていません。

12枚以上乗る屋根、でも隣の日当たりの良い屋根は

3枚しか乗らない、といった場合だと

分け方は6,6,3になるでしょうか。

そうすると発電量が一番少ない5枚に引っ張られてしまいます。

小学校で習ったようです。(あまり記憶にありませんが。)

これを解消するのが「昇圧機能付き接続箱」です。

頑張って小さい回路の電圧を大きい方の電圧まで

昇圧させるのです。

この「昇圧」という機能をもつのは接続箱が多かったのですが、

こちらのお家の場合はパワコンにありました。

屋内専用型のマルチパワコンは、

現在いずれのメーカーでも製造されていません。

 

こうなると、「どうしよっかなー」となります。

①屋内に現在の屋内外型マルチストリングパワコンを

設置する。(大きいので見た目やスペースがちょっと

不安です)

こういうのですね。外だと中々カッコいいのですが

屋内だとはばかる感じの大きさです。

 

➁接続箱の位置に屋内外型パワコンを付けて、

PVブレーカーまで線を引き直す。

(屋内パワコンの跡が穴が残りますし、小屋裏の配線も

開けてみないと引換出来るのか全く分かりませんので

リスクの大きい方法です)

③屋根のパネルから組みなおす。

という中々難しい選択になります。

 

ということで、頭の中でどうしようか考えながら、

パワコンだけではなく屋根のパネルにも問題が無いか、

電圧を取ってみました。

そうしたらなんと! 電圧が揃っていました。

「マルチじゃなくても行ける」ということでパワコンと接続箱の交換になりました。

これできれいに収まります。

そこそこの大きさの穴が開いていましたので、作業はしやすいです。

元々の線を案内にCVケーブルに引き換えます。

 

取り外したパワコンです。

右下の端子部分です。

初めて見ました。

 

線も引換という事で、浴室の点検口から頭を突っ込んだところです。

非常に作業がしやすい環境でした!

 

新しいパワコン用の背板です。

小さくなっています。

 

取り込み口の位置は幸い右下で一緒でした。

今度はここに接続する直流は1セットだけになります。

あと、アース。

 

こちら屋外の交換した接続箱です。

ちょっと見にくいですが、

左側のブレーカーに集約されて屋内に入ります。

綺麗に収まりました。

 

屋内も、少し前の出が増えた程度でしょうか。

専用だけにきれいになじんだと思います。

発電も無事開始しました!

今後10年以上頑張って発電してくれると思います。

 

弊社株式会社大西デンキシステムでは、太陽光発電システムに関する

様々なご相談に応じています。

新規に太陽光発電システムを設置したい、蓄電池はどうなの。

もうついてるけど、その業者と連絡が取れない。

何か聞いてみようと思われましたらお気軽にお問い合わせください。

お待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

工事のお宅の近くの川です。

オオバンですかね。

私がこどものころはいませんでしたが。

端の方でカモのペアもいました!

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