太陽光発電 パワコン停止による点検事例

こんにちは。

今年の猛暑に結構参ってる営業の平石です。

 

お盆前になりますが、昨年竣工の太陽光発電で台風の後パワコンが停止しているという連絡があり、点検に伺いました。

 

壁付のパワコンです。

田淵電機製の三相用の9.9kW 3連装で29.7kWのシステム。

余剰売電。キュービクルに繋いでいますので

電力への申請など高圧の扱いになります。

モジュールは屋上に設置しています。

OVGRが作動して、パワコンが停止していました。

台風の影響で、どこかで地絡事故があったと思われます。

復帰操作でパワコンを再起動。

念のためパワコンに表示される発電量を3台比べると、1台だけ発電量が少ない。

各端子部分で電流や電圧などチェックしていきます。

これにより、パワコン1号機の3番系統が動作電圧ゼロで、かつ短絡電流が流れていました。

開放電圧は正常でした。

これにより、3番系統がDC-DCコンバータ内で短絡していると判断し、メーカーサポートに連絡。

後日メーカーの方が修理に来られました。

 

メーカーの方がDC-DCコンバーターを外しているところです。

 

 

外したDC-DCコンバーター

普段見えているのは、この端子部分だけです。

 

 

DC-DCコンバーターが外された跡です。

この後、交換用のDC-DCコンバーターを取り付け、修理完了です。

発電量も3台ともほぼ同じになりました。

 

弊社では、自社施工以外の太陽光発電システムの保守・点検も承っております。

お気軽にご連絡ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました