いい塩梅~2024年12月号~

こんにちは、総務部です!

輸血に使われるのは半分未満? 病気治療の薬にも欠かせない血液

“「献血」で集められた血液は、怪我や手術のときの「輸血」に使われるものだと思っていませんか?
実は輸血として使われる血液は半分に満たず、半分以上が薬を作るために使われています。

人の血液から作られる医薬品を「血液製剤」と言い、血液製剤は「輸血用血液製剤」と「血漿(けっしょう)分画製剤」の2つに大きく分けられます。
日本赤十字の報告によると、集められた血液のうち、「輸血用血液製剤」として用いられる分は45.3%。
残りの54.7%は、病気の治療用に薬を作るための「血漿分画製剤」として使われているようです(2023年)。

例年、とくに年末年始は血液が不足しがちになり、献血への協力が広く呼びかけられます。
献血によって得られる血液が少ないと用意するのが困難になる薬について、分かりやすく解説します。

血液製剤(血漿分画製剤)が使われる、主な薬と関連する病気

血液が使われる主な「血漿分画製剤」には、「血液凝固第VIII因子製剤」、「アルブミン製剤」、「免疫グロブリン製剤」があります。

「血液凝固第VIII因子製剤」は血友病などの治療に、「アルブミン製剤」は火傷やショックなどの場合に、そして「免疫グロブリン製剤」は重症感染症、ある種の神経難病、川崎病などの治療に用いられています。それぞれについて、見てみましょう。

 

血が止まらなくなる「血友病」と「血液凝固第VIII因子製剤」

血友病は、止血に必要な体内の「血液凝固因子」が不十分なために、出血した時に血が止まらなくなってしまう遺伝性の病気です。
血液凝固因子には多種類ありますが、そのうち第VIII因子またはIX因子の欠損ないし活性低下があり、男児出生数の5000~1万人に1人が発症しています。
最も有効な治療法は、不足した血液凝固因子を補うことです。
ただ血液凝固因子は大きなタンパク質なので、人工的に作り出すことは難しく、献血された血液中から特別な方法で分取したものを、薬として患者さんに使う方法が普及しています。

「火傷」や「出血性ショック」で体から失われた分を補う「アルブミン製剤」

アルブミンは、もともと卵白(albumen)のおよそ65%を占める主成分タンパク質に対して与えられた名前です。
同じようなタンパク質が血液や乳汁中にも存在することが分かり、とくに私たちの血液の血漿に含まれるものを「血清アルブミン」と呼びます。
血清アルブミンは、血液中に存在するタンパク質の半分を占めており、血液の浸透圧を調整したり、さまざまな物質を結合して保持・運搬する役割を果たしています。

火傷や出血性ショックによってアルブミンが失われてしまうと、体が正常に機能しなくなります。
不足した分を補うために、献血された血液から分取されたものが「アルブミン製剤」になり、治療に使われています。

重症感染症や「川崎病」などに使われる「免疫グロブリン製剤」

免疫グロブリンとは、体を守る「免疫」のしくみを担うタンパク質で、血液中や体液中に存在しています。
より具体的には、異物(抗原)が体内に入った時にそれを排除するために機能する、いわゆる「抗体」のことです。

細菌やウイルスの感染症や、免疫異常による疾患を治療するには、原因となる抗原を排除できる抗体を用いる方法が有効ですが、重症な場合や原因が不明な場合には、特定の抗原に対する抗体製剤を使うことができません。そんなときに用いられるのが「免疫グロブリン製剤」です。

献血された血液から分取して用意された「免疫グロブリン製剤」には、健康な人の血液中に存在している非常に多種類の抗体すべてが混ざって含まれています。
倒すべき相手がわからないので、それらの抗体を全部一度に使ってしまおうという考えです。
うまく当たれば有効なこともありますが、はずれることもあります。
ある意味、感染症などに対する最終手段的な治療法といえるでしょう。この治療にも、献血された血液が利用されています。

これらの薬を安定的に供給するためには、献血によって、常に十分な量の血液を集める必要があります。
もし今あなたが健康で、何か人の役に立ってみたいと思われるなら、ぜひ献血にご協力ください。”

記事引用元:
献血と薬の意外な関係……血液製剤から作られる薬・関連する病気 [薬] All About

素材写真:写真AC

 

それでは今月もどうぞよろしくお願いいたします。

当社 工事情報


当社技術営業部(太陽光)による工事事例をご紹介させていただきます。

施工事例:産業用完全自家消費太陽光発電+蓄電池(2024年5月)

こんにちは。

お久しぶりになっております、平石です。

久しぶりに産業用の案件のご紹介をさせていただきます。

新しく建てる建屋を災害時の地域住民の避難所として

使えるようにいうコンセプトで

太陽光発電+蓄電池のシステムです。

 

屋根材は新築ピカピカの88折板。

ラックレスのですのでパネルを置きながら結線に

なります。

母線が配置されています。

 

配置図に従って奥から設置していきます。

 

作業用及びメンテナンス用にアレイ間のスペースが

取ってあります。

 

屋根上の作業は完了です。

ベテランに頼んだので2日の工程でした。

 

建屋の奥側に蓄電池の設置です。

ニチコン製です。

基礎打ちもしっかり出来ています。

 

蓄電池の上部にパワコンが配置されています。

5.5kWの屋外用3台です。

16.5kWのシステムです。

災害時に有用な容量という事で施主さんと検討の結果決まりました。

取り敢えず、機器をつけます。

配線していきます。

いい天気でしたねえ!

配線を上から見たところだそうです。

写真を撮っておいてくれてありがとう、由村さん。

システムは低圧ですが、高圧に連携します。

こちらはキュービクルではなくて、電気室でした。

ZPDを取り付けたところです。

機械室の壁に設置したリモコンです。

左が太陽光パワコンの「一括制御リモコン」

右が蓄電池側のリモコンです。

モニターと違い有線で、こちらから設定やコントロールが出来ます。

 

さて、ここからがご紹介なのですが、

彦根市の大洋産業さんですが、該当の建屋の2階が

近隣の方々などが利用できるスペースになっています。

レンタルオフィスとして、一日でも長期でも利用できるように

ご相談できるそうです。

奥には個別の個室もあります。

ちょっとしたミーティングにもいい感じですので、

ご紹介させていただきます。

すごく落ち着いたおしゃれな感じで、近ければ是非利用したい感じです。

見学会も随時行っておられました。

ご興味のある方は是非!

 

棚の上に観葉植物の間に置かれていたモニターです。

こちらは太陽光のみのデータになります。

発電量が16.5kWです。

システム容量のMAXが発電していました!

こう言うのをみると嬉しくなります。

今後ともどんどん発電してほしいです。

 

弊社大西デンキシステムでは、太陽光発電システム・蓄電池の設計販売の他

既設のシステムのご相談なども承っております。

お気軽ご連絡くださいませ。

お待ちしております。

 

 

詳しくはこちら:
施工事例:産業用完全自家消費太陽光発電+蓄電池 | 滋賀県で太陽光発電・ソーラーシェアリングなら大西デンキシステム

健康情報

今月は

“冷え性と睡眠障害……上手な冷え対策で快眠体質に


冷え性と睡眠障害・・・血液循環が悪いく深部体温を下げにくい

脳や内臓など体の中心部の体温を深部体温といいます。深部体温は1日のうちで、1~1.5度ほど上下します。夕方から夜にかけて最も高くなり、そのあと次第に下がって早朝に最低になります。
眠気が強くなるのは、深部体温が下がるときです。
さらに眠りにつく前に一旦体温を上げておくと、そのあと体温が急激に下がるタイミングで入眠しやすくなります。

ところが、冷え性の人は血液の循環が悪いため、深部体温を効率よく下げられません
これが冷え性による睡眠障害の大きな原因です。

解決法は、ゆっくりとお風呂に入ること。
入浴により深部体温が上がるだけでなく、手足の血管が開いて血行がよくなります。
体の中心の熱が血液で手足に運ばれ、手足で放熱されることで、深部体温が下がりやすくなるというわけです。

できれば寝床につく1時間ほど前にお風呂に入ると、寝つくときにちょうど体温が下がってきて眠りやすくなります。
お湯の温度は、38~40度のぬるめがおすすめです。
お湯が熱すぎると交感神経が刺激されて、眠気が減ってしまうからです。
浴槽に10~20分ほど入っていると、体がポカポカしてきて手足の血行が良くなります。

連続して20分以上入っていると、のぼせてしまうことがあります。
そんなときはかけ湯をしてまず入り、頭を洗ってまた入り、体を洗ってまた入るようにするとよいでしょう。全身浴でなくても、半身浴でもかまいません。
ただし、冬には体を冷まさないために、浴室を暖めておく必要があります。

アロマの力を使うのもよいでしょう。
冷え性を軽くしてくれるアロマとして、オレンジスイートやジュニパー、カモミールなどが知られています。
日本には昔から檜風呂というのがありますが、ヒノキの香りにも同じような働きがあります。
アロマオイルを2~3滴、お湯にたらして、アロマバスを楽しんでください。

 

布団の中では大きな筋肉を温める・・・湯たんぽも効果的

電気毛布は手っ取り早く布団を温めてくれますが、睡眠の質の点から見ると、使い方に一工夫が必要です。

眠っている間は体温が下がることで、眠りが深くなります。
ところが、電気毛布をつけっぱなしでいると体温が下がらず、眠りの質が悪くなってしまいます。

眠る前に電気毛布で布団を温めておき、寝床につくときには電気毛布を切るか、タイマーで1時間後に切れるようにしてください。
プログラムタイマー機能がある電気毛布なら、目覚める1~2時間前から再びオンになるようにしてもよいでしょう。

最近では省エネの観点から、湯たんぽを愛用する人が増えてきました。
湯たんぽで体を温めると免疫力が上がる、という研究もあります。
冬の風邪・インフルエンザ対策にもなりますね。
湯たんぽは電気毛布と違い、時間とともに温度が低くなります。
そのため、体温の自然な低下を妨げず、睡眠の質を悪くしません。

湯たんぽでは、体の中心を温めるようにします。
寝床につく1時間ほど前に、湯たんぽを布団の真ん中に置きます
お尻やお腹、太ももの前などにある大きな筋肉を温めると、筋肉の中の血液が温められ、それが手足の先まで熱を運んでくれます。
眠るときも湯たんぽを腰のまわりに置いておけば、温かさが持続します。

 

体を温める食品・香辛料で、冷え体質の改善を目指す

基本的に、体温より温かいものを食べましょう
冷たいものを食べると、それだけで体温が奪われてしまうからです。
サラダより温野菜、冷奴より湯豆腐がおすすめです。
少なくとも、冷蔵庫から出したものは常温に戻してから食べましょう。

よくかむことも大切です。かむとあごの筋肉で熱が作られ、胃腸の働きも活発になります。
また、リズムよくかむと脳のセロトニン神経が活発になり、日中の眠気も抑えられます。
早食いで肥満ぎみの人は、一口に30回かむことでダイエットを目指しましょう。

また、次に挙げる体を温める食材をとるように心がけてください。
ただし、塩分はとりすぎると血圧を上げるので、注意が必要です。

・冬が旬のものや根菜類: レンコンやゴボウ、ニンジンなど
・寒い地域でとれるもの: サケやタラ、リンゴなど
・色が黒いもの: 昆布や黒ゴマ、玄米など
・乾燥したもの: 高野豆腐や干しシイタケ、燻製(くんせい)など
・塩分が多いもの: 漬物や味噌(みそ)、塩辛など
・発酵したもの: 納豆やぬか漬け、チーズなど

調理法でも、温めること以外の工夫が必要です。
唐辛子やショウガ、コショウなどの香辛料を使ったり、片栗粉(かたくりこ)や葛粉(くずこ)でとろみをつけたりすると、体を温める料理に変わります。

小さなコツで温かくぐっすり眠り、寒い冬も元気に乗り切りましょう。”

 

記事引用元:
冷え性と睡眠障害……上手な冷え対策で快眠体質に [不眠・睡眠障害] All About

素材写真:写真AC

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