●Yさま邸(栗東市):30代ご夫婦とお子さま三人
●メーカー:三菱電機
●システム容量:11kW(全量売電)
●太陽光パネル設置面:南東
発電データ:2013年9月
こちらのグラフは2013年9月度の発電量・消費量を表したデータです。
Yさまのお宅は10kWを超える太陽光パネルを設置しましたので「全量売電」が
必然的に適用されます。
「全量売電」というのは、発電した電力をすべて電力会社に売るしくみのことです。
そのため、お家使う電気については電力会社からすべて買われています。
ちなみに10kW未満ですと「余剰売電」と言って、太陽光で発電した電力を
自宅の電力として賄うことができます。
そして、そこから余った分の電力を電力会社に売っています。
11kWの発電システムを設置されていますので、ピークでは50kWを超える高い
発電量をグラフが示しています。
こちらのグラフも、同じく2013年9月一ヶ月間のデータになりますが、
こちらは売電量(緑のグラフ)と買電量(赤のグラフ)を表しています。
先ほどの発電量・消費量グラフと、このグラフは相関関係にあります。
発電量が高ければそれだけ売電していることになりますし、消費量が多ければ
それだけ電気を関電さんから買っているということになります。
ですので、どちらのグラフも結論的には同じ意味合いなんですが、
このモニターの機能として、お好みでグラフの切り替えができるんですね。
ちなみに消費量のグラフの推移は比較的一定ですが、発電量は大きく変動しながら
推移しています。
これは天候によって曇りや雨の日は発電が行われにくくなるためです。
そのため、発電量が低い9月15日などは売電量も少なくなっています。
発電データ:2013年8月
こちらのグラフは2013年8月度の発電量・消費量データです。
お盆のころに消費量が少なくなっているのは、帰省または旅行などで
お家をご不在にされていたのだと思います。
グラフを見れば、その時期の出来事が思い出せるの面白いものですね。
やはり夏場ですので、高い発電量を示しています。
高い発電により売電量も高いのですが、8月は暑さのピークですし、お子さまも
夏休みなので一日を通してエアコンをつける時間が長くなります。
その結果、買電量が7月・9月よりも高くなっています。
発電データ:2013年7月
こちらのグラフは、2013年7月一ヶ月間の発電量と消費量を表しています。
システム容量が大きい太陽光発電の特長としては、晴天で発電しやすいときと
雨天などで発電しにくいときとの発電量の落差が大きいことです。
上記のようなギザギザの大きいグラフになる傾向が高いです。
発電モニターは上記のような月単位でのグラフだけでなく、一日単位、年単位でも
表示させることができます。
Yさまのお宅に太陽光パネルを設置したのが2013年6月。
ですので、一年を通じてデータが見られるようになると季節ごとの発電量や消費量の
違いなどをデータで見られるようになり、節電意識の向上にもつながると思います。
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