社内で製作した盤の紹介です。
今回は11kWポンプを4台接続する制御盤です。
すでに既設盤があるので制御そのものはそのままですが、
メーカーのレベルスイッチをPLCに置き替えた構成にしました。
アンプ機能を持ったブラックボックスみたいなものからPLCに置き替えることをしていた経験があったので、ここは時間もあまりかけずにプログラムすることができました。
話は戻りますが、製作はフローチャートを起こすところから始まり、お客さまの仕様をもとに回路図に展開して、構成機器からレイアウトを決定します。
社内には改造工事に経験豊富な人がたくさんいますので、製作面で非常に助かりました。
製作が終わり現地工事ですが、既設盤への配線は流用です。
製作面で気を付けなければならないのは、配線流用の場合は長さに限りがあるので引込み端子台の位置は空間的な把握をしておかなければならない点です。
現地調整は起動時に問題が無いように事前事後共にデータ採取をします。
当然絶縁測定を行うのですが、接地が無ければ意味もありません。
全てを据えてみて、動くところまでのイメージ力は問われますが、うまくいった時は設計甲斐がありますね。
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