施工事例 : 太陽光発電システムの撤去工事

こんにちは。営業の平石です。

すっかり冬で寒くなりましたね。朝の社内が寒いです。

暖房機器は揃えてもらっているのですが、それでも手が動きません。

熱の出ない風邪をひいてしまいましたが、なかなか治らないです。

ま、治りが遅いのは年のせいかもしれません。

 

さて、珍しい工事の依頼をいただきました。

太陽光発電システムの撤去工事です。

屋根の吹き替え工事後40年、太陽光発電システムも20年近いということで思い切って撤去し、屋根の補修を考えるとのことでした。

太陽光発電システムの設置金具部分から雨漏りしているらしいというお話で、自社工事の案件ではないのですが、ちょっとドキドキ。

まずは太陽光パネルを順次取り外していきます。

パネルの裏には電気を取り出して運ぶためのケーブルが設置されています。

取り付けるときに、パネルの裏でケーブルが瓦に触れないよう、きちんと架台にインシュロックなどでくくりつけていきます。

これがきれいにできてているほど、取るのが大変です。

ちなみにきれいな工事でした…。

 

一枚取るのに、隣のパネルも持ち上げなければいけません。

そっち持ち上げてー。

よし、取れた。

ケーブルが持ち運びの邪魔になったり、周囲を傷つけたりしないようにくくります。

パネル同士だけではなく、延長ケーブルという接続箱へ延びる線につながっている部分もあります。

あとちょっと。

最後の一枚。

いい天気!

パネルは撤去できました。

残るは架台と金具です。20年近い月日で錆が出てきてますね。

上側の横ラックを外して

屋根に設置の縦ラックを外します。

端っこの接続箱へと延びる延長ケーブルのPF管です。

この当時はPFD管はまだありませんでした。

20年の気候でボロボロです。よく頑張ってくれました。

そして、端部の処理がきちんとしてあります。いい工事屋さんだったんだなと。

私たちもそう思ってもらえる工事がしたいです。

屋根取付金具が見えました!

こんな感じです。

確かに屋根下に水が回ってました。

太陽光の金具からの雨漏りではなく、屋根の経年劣化で棟部分から漏れてきています。

水が瓦の下から野地板を伝わり、太陽光の金具のボルトを伝わったのではないかと思います。

太陽光がなければ、もっと派手に雨漏りしていたと思います。

取りあえず、簡易補修はしておきました。

今回の撤去は、屋根機器のみで電気機器はそのままでよいということでした。

なので、ケーブルをくるくるとまとめます。

屋根のほこりをブロワーで払って掃除します。

1、2回雨が降ればきれいになると思います。

いい天気で、屋根から山がきれいに見えました!

太陽光の撤去工事でした。

そろそろ設置後20年近い方が出てこられます。

こういった工事も増えるかもしれません。

撤去や載せ替え、増設などいろいろ考えられますので、ぜひご相談くださいませ。

 

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