こんにちは。
平石です。
先週末三連休は厳しい寒さでしたね。
平石は幸い休みを頂けたのですが、同僚は屋外で
工事の立ち合いをしてくれていました。
本当にお疲れさまでした。
工事は産業用の太陽光発電を設置していたのですが
またいずれご紹介します。
今回は先月に施工したパワコン交換の例をご初会します。
経年劣化によるものでパワコンとしての寿命を迎えた
ケースです。
ご相談頂いた時点でパワコンが17歳を超えている場合は
調べるまでもなく交換対象と判断しています。
部品がなかったり、その部分を直しても他の部分も
劣化していて近く故障することが想像しやすいからです。
こちらはセキスイ関係のお家で、新築時に
パワコンも設置されています。
パワコンの設置専用にサイディングが切られているのです。
専用スペースのサイズを測ります。
サイズを測っているのも、写真を撮っているのも
平石一人なので、写真は良くありません。
時雨る中縦を図るのは難しかったです。
このケースも増えてきまして、大西デンキの手際も
良くなってきました。
準備万端でいざ!
屋内からの配線口が10cm程度の穴でした。
開口部が大きすぎるので、
カバーとしてアルミ複合板をはめ込みます。
段差も埋めてくれます。
屋外なので、板の周囲とビス頭をコーキングで埋めます。
防水です。
旧のパワコンが横長なのですが、
交換用は正方形に近い感じです。
配線取込み口の関係で大体真ん中に設置になりました。
ここまでで体感としては工事の4割が終わってます。
本体を掛けて、配線します。
電線によっては端子上げの必要があったり
新たに端子を上げたりですが、長さを決めていく
必要がないので作業的には早いです。
蓋をしめて終わり。
ここまでで8割終わりです。
こちらのお家はモニター不要とのことでしたので
パナソニック製の送信ユニットやモニターの
新規設置作業がありません。
残りの作業は不要になったシャープのリモコンの
撤去です。
このままのケースもないでもないですが
今回は撤去して、同じ程度の大きさの
カバープレートで処置しました。
裏側はそれなりの穴が開いています。
そうこうしている間に、パワコンも起動しました。
上の緑のランプと下のオレンジのランプがついています。
高い場所だと見えませんがこちらは腰高の位置なので
楽にチェックできます。
屋根上のパネルは状態が良かったので、まだまだ
働いてくれます。
このパワコンも15年保証がついていますので
ぜひ頑張ってほしいです。
高圧機器の話ですが、使用説明書に
「電気機器の劣化と寿命」という一文がありました。
なるほどと思いましたのでご紹介します。
「電気機器の寿命についての考え方は、生物の寿命と同様に機能の停止するまでの期間を意味することもありますが、一般には「使用中に被る種々のストレスや経年劣化等により、その機器の電気的・機械的性能が低下し、使用上の信頼性が安全性が維持できなくなるまでの期間」を指しています。」
という事だそうです。
パワコンが寿命を迎えて、太陽光パネルに問題が
無いようでしたら、もったいないので
パワコンの交換もご検討ください。
弊社株式会社大西デンキシステムでは、
新規の太陽光発電システムの設計・見積もり・施工の他
機器の交換も承ります。
弊社での施工外の方もお気軽にお声がけください。
よろしくお願いいたします。
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