メンテナンス事例:パネルの破損について

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モジュールの破損による交換をしてきました。

これもたまにあるメンテナンスの一つになります。

この状態でも発電はしているのですが、このパネルが抵抗になって全体の発電量が落ちます。

中央部分に大きく白い傷がありますが、表面から何らかの衝撃を受けて割れる場合もあれば、何らかの電気抵抗が部分的に発生して裏側から熱で割れる場合もあります。

いずれも最終的にはこのように全体が割れてきます。

 

裏側です。割れている部分の裏が茶色になっていますが、焼けた色です。

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もう一つ。

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右端のバスバーが茶色く焼けています。

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指示している部分はバスバーが継がれている部分で、焼けている部分もこれに当たります。

焼けた原因ははっきりしていませんが、わずかに継いだ部分がはがれてアークが発生したのかもしれません。

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裏側です。発電機なので、抵抗になった部分には熱が発生します。

 

屋根の上のパネルの不具合に気が付かれることは難しいでしょうが、月に一回程度前年度の発電量と比較してみてください。

モニターがなければ、売電金額での比較も有効です。

折角の発電が落ちることや、何年も放っておくとガラスが割れることもあり得ますので、発電量チェックはぜひしてください。

 

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このお家のケースでは、合計三枚のパネルに問題がありました。

メーカーの保証期間内(10~15年、メーカー及び購買時期、契約内容によります。)であれば無償交換が可能のはずですが、期間を超えていれば有償になります。

保証期間が近い方は、ぜひ一度点検を行ってください。

遠目に見て、他のパネルとの色の違いがはっきり分かる状態のものを見かけることもあります。

 

もし、現在お困りの方がいらっしゃいましたら、一度弊社にご相談くださいませ。

 

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