九州大学応用力学研究所さんが開発されているレンズ風車を京都まで見学に
行きました。
琵琶湖畔の巨大な風車と違い、威圧感がなく、音も静かです。
奥にあるのが1kWシステムで、手前の大きい方が3kWシステムだそうです。
羽だけの風車に比べると非常に小さいのですが、レンズといわれる周囲の筒
で風の流れをコントロールし、風量がぐんとアップします。
レンズ風車は、風を集めることで通常の風車よりも高い効率で発電するそう
です。
詳しい説明を聞きましたが、設置するならこの風車がいいなと思わせる内容
でした。
通常、平均風速6m程が必要とされていますが、このレンズ風車なら4mあれ
ば十分発電します。
設置前に風に関する調査をするそうですが、これも以前とは違いかなり精度
の高いシュミレーターができていて、比較的短期間で調査ができるそうです。
風に向かって首を振る姿が、なんとなくひまわりの花を連想させました。
設置場所を選ぶことにはなりますが、これからのクリーンエネルギーの一端
を間違いなく担っていく発電だと思います。
非常に天気の良い時に見学させていただきました。
案内してくださったのは有限会社共立機工さんで、レンズ風車の重要な部品
を作っておられます。
http://www.kyoritsu-windnet.co.jp/index.html
弊社でも取り扱っていこうと思いますので、ご興味のある方はぜひご一緒に
勉強していきましょう。
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